まずは前日（土曜日）のお話から。
その前の日（金曜日）に日勤、夜勤とやっていたにも関わらず、一睡もしないで前に居た
会社のコンベンションという全員集合イベントに潜り込んだんですわ。最近は１日貫徹
した位ではなんともないんです。「…だいぶ強化されたなあ」とか冷静に思います。
で、その後に新宿にてコミケ関係の知人と新宿で飲み、そのままその知人の家まで行った
んです。…そこで指令室から電話があったんです。時間は２３時過ぎ。勤務指示だったの
ですが、場所はＪＲ日野駅でした。勤務時間は９時から２時……えっ？２時？１４時じゃ
なくて２時？……当然通しは断り、９時から１８時ということになり、拙者はそのまま
知人の家から歩いて帰宅したのですが（知人の住居は板橋本町なので近い）、戻ったとき
にはすでに１時半過ぎ。とりあえず２日間貫徹するのはつらいので寝ました。
そして当日。
朝起きたらいつのまにやら指令室から携帯に着信が。不思議に思いつつ電話を入れると、
「勤務指示の変更なんだけど…」…またきたよ。拙者は一応場所と時間を聞きました。
東京国際フォーラムで８時から２３時まで……？心の広い拙者もついに切れてしまい、
「…もしかして、喧嘩売ってるんすか？」と言ってしまいました。ま、当然なんですが。
で、もうどうにもならなそうだったんでとりあえず了承して速攻で電話を切るとすぐに
現場へと向かいました。…実はこの現場は結構好きだったりするのです。関係者通路が
妙にバイオハザードチックだったり、休憩時間が妙に長かったりするので。そして何より、
イベント特警が多いからです。今回もそうで、ユニクロの新卒対象の説明会でした。
っつーか、新卒者がぞろぞろと居て驚きました。格好だけは立派だけど、中身がダメダメ
な感じのお子様ばかりって感じですか。いやぁ、日本の将来は明るいですな。がははは！
で、肝心の警備の方ですが、２時間突っ立っていてその後２時間半休憩、そして１時間半
突っ立って２時間休憩。最後に１時間突っ立って終了でした。２３時までの予定は急遽
１７時ということになって、めでたくはやめに帰宅できたのでした。悪運強いっす。
…というわけで、ここで今日のひとこと。
「今度またわけわかんないこと言われたら、指令室に制服もっていこうっと。」
　以上。

本日も恵比寿のところでした。っつーか、常駐にされているような気がして仕方ないです。
今日は更にのんびりしていました。朝一にＨ鋼材を搬入して（３ｔロングで１台）、午後
に生コン車（４ｔ）が１台の予定でした。朝一のヤツは来ましたが、午後過ぎにとある
ハプニングが発生し、結局そのまま作業は頓挫。１６時過ぎには作業が終了となりました。
そのハプニングなんですが、いわゆる鉄骨を埋めるために穴を掘っていたのですが、その
穴が今は使われていないっぽい下水管にいつのまにやら流れ込んでいて、それが徐々に
蓄積され、とあるきっかけでドバッと吹き出したわけです。しかもすぐ隣にあった
アパートの床下の穴から。…いやはや、どうにもこうにも。固化剤を入れておいた泥水
だったので急いで水で洗い流しましたが、作業もそのまま流れてしまいました。あらら。
…というわけで、ここで今日のひとこと。
「どうやら常駐というわけではないようですが、依頼主に悪い気がします。」
　以上。

またしてもここです。なんだか、同じ現場ですとネタが浮かびません。
本日は昨日のハプニングの現場で見張りをしていただけであとは何もしてません。
この周辺にはかなりの量の猫が居るのですが、そいつらをのんびりと眺めながら
たまに意識を失ってみたりしていました。
っつーか、のどの調子が微妙に悪いので薬を服用しながら仕事してました。
…というわけで、ここで今日の…。
「そして、このあと唐突なエンディングへ……。」
　以上。

どうも。実はこのミッションで警備員日記は終了です。
あまりに唐突なエンディングに皆さん驚きかと思いますが、そこまで急激に決定した
いきさつというものをここでお教えしましょう。
まずは前々日（１８日）の話です。
朝起きたときからかなりいい感じで喉が炎症を起こしており、仕方なく薬を服用しながら
仕事に行きました。ま、それはいいとしましょう。
で、その日の仕事が終了し、下番報告をしている最中に水曜日のシフト変更を依頼
したんです。いや、もしかしたら水曜日ははじめから×にしておいたかもしれないのです
が、忘れてしまっていたので念のための連絡でした。この時、「水曜日をオフにする代わ
りに火曜日を通しでやってもらう」ということになり、喉が痛かったりしたので「体調
による」と応えたら「なら明日連絡しろ」といわれました。
ここで、連絡するのを忘れていたことが後々に大きな影響を及ぼすことになったのです。
薬で騙し騙し警備業務を行っていた拙者は電話することをすっかり忘れており、
そのまま２０日の日勤を下番してしまったわけです。…そしたら次の勤務指示ですよ。
指令室「じゃ、このあとの勤務指示だけど……」
拙者　「へ？何です、それ？」
指令室「あれ？だって、夜勤、入ってるでしょ？」
拙者　「……はぁ！？」
このあと室長が出てしばらくやりとりをしました。
「だって電話してこなかったでしょ？」というのが切り札でした。
わがままだというのはよくわかっています。
しかし、これまでの仕打ちを許してきた拙者も遂に切れました。
拙者「わかりました、行きます。でも……」
室長「でも…何。」
拙者「明日装備一式もっていきますから。
室長「何で？」
拙者「……もうやめます！」
室長「…わかった。でも今日は行けよ？」
拙者「…了解しました。」
こうして、拙者は最後の仕事へと向かったのでした。

で、最後の勤務場所ですが、東急目黒線（旧称”目蒲線”）の武蔵小山駅のすぐそば
でした。どうやら立体交差で遮断機をなくすというのが目的らしく、線路の周囲を
ガンガン工事していました。
拙者のポジションはメインストリートの片側交互通行の片割れでした。
といっても、相手がベテランなんでほとんど指示を聞いて流すだけでしたが。
その後は線路近くで片交で流れてくる車両の誘導とか、現場から離れたところで
歩行者相手に誘導をかけたりしているだけでした。っつーか、暇。
のんびりと柔軟体操とかしていたらいつの間にか作業が終了していました。
撤収作業も規制のゆるゆるバージョンで、どうにも気が抜けて仕方ありませんでした。
そして、拙者はひとりだけさっさと帰宅したのでした。…だって、だるかったし。
…というわけで、ここで最後の一言。
「…さて、これから一ヶ月の間のホムペの更新ネタを考えないとな……。」
　以上。

終わりというものはいつも唐突にやってくるものです。
拙者は予定通り返却する荷物を揃え、指令室へ向かいました。
この日は丁度週に一回の勤務報告の日。皆さん報告にやってきていました。
いつもは制服を中に着こんでやってくるところを、本日は普段着で来訪。
…なんだかひとりだけ場違いな感じがしました。
しかし、そんなことを考えているだけでは始まらないので
拙者は室長のところへさりげなく行きました。
室長「…持ってきた装備品全部出しておいて。」
拙者「はい。」
…特に引きとめ行為はありませんでした。去る者追わずということでしょうか。
とにかく、妙にサバサバとしていてふと中学時代の部活動とかを思い出しました。
そんなこんなで用意されていた退職届に必要事項を記入し、印鑑を押したところで
テイケイとの縁が切れました。
室長「…ごめんな、いろいろ悪かったなぁ……。」
いきなり室長の口からそんな聞けそうもない台詞が。
拙者はどう対応してよいかわからず、つい
拙者「いえ、こちらこそすみませんでした。」
…うわー！メッチャいい人じゃんかよ！！拙者っ！！！
こうして、拙者の警備員としての人生は幕を閉じたのでした。
さよなら警備員人生！
いろいろと勉強になったよ！
でも、もう二度とやりたくねえ！！

…というわけで、ここで本当に最後の…。
「本当は午前中から大名と遊んでいました。ガハハハハハ！！」
　以上。