料理人への道は遠い……
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12月3日(月)
 今日は概論・細工と英語がありました。概論では約2週間後にあるテストのことを
聞きました。細工では前回の続きであるクリスマス用ドアノブかけをつくりましたが、
時間が全く間に合わず結局再び続きになりました。英語でもテストの話でした。

12月4日(火)
 講習BとAがありました。明日はなんともうひとつのクラスにコース料理を出すのです。
で、自分たちは別にまかない料理を作って食べるのです。今回作る料理は後日もう一つの
クラスに提供されます。では、料理のメニューを紹介します。
前菜:七種盛り(笹身月冠、厚焼き玉子、海老酒煮、ほうれん草お浸し、
        かます焼き目寿司、銀杏松葉刺し、こんにゃく粉鰹煮)
椀物:蟹真蒸 薄葛仕立て
焼物:鮭味噌幽庵焼き
造り:鯛松皮造り
御飯:鞍馬御飯
 午後の講習Aではおせち料理の壱の重を学びました。続きはまた次回だそうです。

12月5日(水)
 というわけで、一日実習です。もう一つのクラスに作った料理を出すのです。
あまりにあわただしくて、切り物をしていたらいつのまにかおわっていました。
しかし、あまり満足できないことばかりでした。でも、最後に作ったまかないの他人丼は
おいしかったです。って、そんな簡単な料理で満足してもなぁ・・・・・・ま、まかないは
重要なものなのでこれはこれでいいのかなぁと。

12月6日(木)
 講習BとAがありました。明日作るものを上げておきますと「八寸:祝い肴」
「椀物:雑煮」「焼物:鮭柚庵焼き」「御飯:赤飯」「甘味:上用饅頭」でした。
ちなみに祝い肴のラインナップは「サーモン・針魚手綱巻き」「千枚数の子」「田作り」
「紅白なます」「黒豆松葉刺し」「叩き牛蒡」の計6品でした。ちなみに今学期は
この実習で最後になります。あとは講習と基礎実習のみです。あぁ、残念だ。
 講習Aでは和え物について学びました。品は以下の通りです。
「太刀魚昆布締め紅葉和え」「いくら醤油漬け」「車海老と床節の香味マヨネーズ和え」
「烏賊塩辛」「深秋和え」「車海老の生湯葉和え」「鱚竹紙昆布巻き」です。
床節とは貝類でアワビが小さくなったような形状のものです。でも、味は違います。
いかの塩辛といくら醤油漬けができるようになってしまったので、機会があったら
つくってみたいですね。結構時間がかかるものですが。

12月7日(金)
 というわけで、今学期最後の実習でした。前回の反省を踏まえつつできるだけ綺麗な
仕事を心がけた結果、そこそこの成果を出すことが出来ました。よかった。
その後は補講で桂むきと千切りを練習して終わりました。

12月8日(土)
 教養専攻科の最後の講習として、山梨バスツアーがありました。まず中央高速長坂IC
から5キロほどのところにある蕎麦屋「翁」に行き、蕎麦を打つところを見学し、試食。
開店前にやってきて見学と試食をしていたのですが、開店時間になるのと同時にお客が
順次やってきていて、人気の程をしらされました。その後、山梨では結構有名な日本酒
酒蔵「七賢」に行き、日本酒の仕込み見学と利き酒をしました。その後、日本料理
むさしのにて遅めの昼食をとった後、サントリー登美の丘ワイナリーにて見学&試飲。
貴腐と呼ばれるブドウでつくったノーブルドールと言う高級ワインをお金を払って試飲
しましたが、お金を出してでも飲んでおいてよかったなぁと思いました。

12月10日(月)
 概論と講習Aがありました。概論でははじめの1時間を野菜について学び、後の2時間を
ワインというか、洋酒全般について学びました。
 午後の講習Aは牡蠣料理を学びました。「生牡蠣殻盛り」「牡蠣の磯辺巻き」
「牡蠣御飯」「牡蠣変わり揚げリンゴ酢和え」「牡蠣土手鍋」の5品です。

12月11日(火)
 基礎実習と講習Aがありました。基礎実習ではえぼ鯛2匹を一枚おろしにして幽庵焼き
にして食べました。それにしても、今回のおろしかたがいまいち要領を得なくて午後まで
ずっと悩んでいました。ま、午後に教科書を見たり周囲の人間に尋ねたりしてようやっと
少しだけ理解することができましたが。
 午後の講習Aは先週のおせち料理の続きで弐の重を学びました。「鯛生寿司」
「梅花海老」「柚子釜入り五色なますごま和え」「サーモン砧巻き」「酢取り蓮根」
「岩茸生姜煮」「紅白水玉」「鰊昆布巻き」「穴子博多真薯」「新筍旨煮」「慈姑旨煮」
「椎茸旨煮」「人参香梅煮」「絹さや」「木の芽、柚子皮」でした。

12月12日(水)
 講習Aと基礎実習がありました。今回の講習Aはなんと西洋料理の講習でした。ホワイト
ソースやマヨネーズソースなど、本当に基本的なソースや食材を学びました。でも、たま
に日本料理ではないことをするというのもいいものですな。やればやるほど日本料理の
すごさが実感できるので。やはり日本料理が最高だ。
 午後の基礎実習は先日の大根けんのテストの復習がありました。一応千切りは復活する
ことができたので、かなり気分は楽になりました。かつらむきも平均的にレベル上がった
し、あとはその技術を向上させていくだけですわ。

12月13日(木)
 講習Aがありました。再び西洋講習でした。それにしても、西洋料理というのはどれも
味の濃いものばかりで少し舌がおかしくなりそうです。というか、元々内地である
フランスでソース文化ができあがったのは当然の結果でして、イタリア料理が日本料理
に近いのも土地柄であって、でもイタリア料理とフランス料理を一緒にして勉強している
西洋料理というのはなんだかおかしいのではないかと思ったりしました。

12月14日(金)
 さて、実技試験でした。題目は「鯵の焼き物と造り」。先日模擬試験の形式で行った時
は1時間以上かかってしまいましたが、本日は10分以上も時間が余りました。わーい。
とりあえず、時間内にすべてを終わらせるという最低目標は達成できたので、良かったと
思いました。あとは筆記試験ですわ。・・・ま、すべてマークシートですが。

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