料理人への道は遠い……
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■−11月1日(木)−
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11月1日(木)
概論、華道、基礎実習でした。概論では栗について学びました。流石木の実だけあって
大昔から食されていたのですねえ。そして一応品種改良されているものなんですね。
華道は茶花(茶事で飾られる花)について学びました。といっても結局は花を生ける
ことにはかわりないのですが。
基礎実習では栗の蜜煮づくりと千枚蕪の仕込みをしました。
11月2日(金)
基礎実習で烏賊を2杯おろしました。でも、使ったのは胴の部分だけです。
細造りにして食べました。烏賊はあまり好きではないんですが、おろすのは好きです。
午後は講習Aがありました。造りの盛りつけ方いろいろを学びました。でも、あまり
ごちゃごちゃ飾られて出てくるのもイヤな拙者は見ていてちょっとひいてしまいました。
11月5日(月)
講習Bでした。明日から一週間弱京都へ旅行に行く人たちがいるので明日から午後は
補講になります。なにはともあれまずは出汁巻き玉子の練習をやりつづけたいです。
午後は小テストでした。出汁巻き玉子です。練習のれの字さえもしていなかった拙者は
当然のように落ちました。しかも火加減、巻き方、箸の使い方すべてにおいて駄目でした。
予想はしていましたが、どうにもこうにもこれ以上底はないだろうという感じです。
オーケーオーケー。どん底上等。あとははい上がるだけさ。みてろよ。
11月6日(火)
初めて寝坊する。おかげで実習はパァになる。だが、そのまま終わりなのは悔しいので
午後の補講だけは出ることにする。出汁巻き玉子の練習の為に卵20個をダメにして帰宅。
とにかく巻いたが、巻き鍋を手首で回さないようにすることだけをマスターして終了。
11月7日(水)
講習Bだった。午後に補講はあったが、バイトと次の日の用意(ヘッド)があった為、
出席せずに帰宅。ついでに明日つくる品を紹介。「先付:帆立貝ナッツ和え」
「揚物:かき揚げ」「煮物:合鴨治部」以上4品です。
11月8日(木)
実習。あまりに早くできて驚いた。のんびり食事して歓談して片づけ。そして補講。
再び出汁巻き玉子の練習。卵を30個ダメにして終了。ついでに穴子を一尾さばく。しかし
あまりにひどい出来にしばらく沈黙。・・・とりあえず出汁巻き玉子をなんとかしよう。
11月9日(金)
講習Aでした。すきやきとかしゃぶしゃぶ、おでん等いわゆる鍋物をやりました。
試食は生徒が半分だったので大量に食べることが出来ました。満足です。
午後は補講で出汁巻き玉子の練習をしてました。またしても卵30個をダメにしました。
ようやくカタチだけはなってきたような気がします。でも、これからが勝負なんです。
11月12日(月)
概論・細工・講習Aでした。概論では和え物、酢の物について学びました。細工では
松の飾りのドアノブを途中まで造って終わりました。続きはまた今度だそうです。
講習Aでは蒸し物を学びました。鯒(こち)というおもしろい魚を見ました。
それにしても知らない魚がたくさんあるんだということを改めて知らされます。
知識のなさにまだまだこれからなんだなあと痛感させてくれます。
11月13日(火)
講習Bと栄養学でした。明日は寿司を握ります。ついでに細巻きも巻きます。楽しみ。
栄養学では水溶性ビタミンについて学びました。ビタミンB、Cがそれらに当たります。
11月14日(水)
寿司を握りました。でもとてつもなくおいしくなさそうな寿司になりました。材料は
同じでもこうも違ってくるかぁ、ってくらいのヘボっぷり。かわりに細巻きは恐ろしい
ほど綺麗にまけました。店で出てくるレベル。
午後は補講でしたので、近くのスーパーで大根を購入してきて桂むきの練習をしました。
一度身に付いたことは早々忘れるモノではないようでして、今までで一番綺麗にむくこと
ができました。今回は更に考えながらむいていきました。むくときの姿勢や、包丁の角度、
大根の回し方・・・。おかげでさらに精度が増したようです。月末に行われる小テストも、
この調子ならば問題ないでしょう。わーい。
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