料理人への道は遠い……
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■−10月1日(月)−
■−10月2日(火)−
■−10月3日(水)−
■−10月4日(木)−
■−10月5日(金)−
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■−10月10日(水)−
■−10月11日(木)−
10月1日(月)
講習Bがありました。明日の品目は鰹銀皮造り、平造り・海老黄身煮・ひじき御飯の
三品です。すくねぇですね。手間としても面倒なのは鰹の処理だけですわ。あとはいつも
通りにやっていけばオッケーです。……でも、予習しておかないとそれさえもままなり
ませんので、一応予習はしておきたいですね。
午後は英語をやりましたが、調理用語を教わって終わりました。
10月2日(火)
実習でした。またしても水場だったのですが、メンバーが二人休んだおかげでいろいろ
なことができました。鰹をおろすこともできました。そして気がついた時には水場の仕事
をほとんどしていませんでした。みんな、ごめんよー。
午後は衛生法規でした。ま、この前と同じ感じでした。
10月3日(水)
午前中は講習Bでした。明日はなんと過去最大量の品目です。それというのもいわゆる
松花堂弁当を作るからです。入っているものを列挙していきます。
口取り:「海老艶煮」「笹身変わり揚げ」「胡瓜・蒟蒻辛煮串うち」「厚焼き玉子」
「ほうれん草・しめじの浸し」「かますの焼き目寿司」「焼物:鮭幽庵焼き・菊花大根」
「煮物:帆立黄身煮・高野豆腐オランダ煮・絹さや・柚子」「御飯:松茸御飯」
「椀物:合わせ味噌仕立」「甘味:秋の里」以上の11品目ですか。すごい量だ。
でも、それなのに時間としては午前中のみの実習なんですよ。こういうのこそ一日でしょ。
午後は講習Aでした。今回は品を出すときの演出を重視した「焼物」の講義でした。
客に「魅せる」器や器具の使い方を聞きました。が、あくまで参考ということでした。
10月4日(木)
実習でした。松花堂弁当を作るということで、かなり巻いてとにかく仕事を探しては
手が開かないように努力していきました。そうしたらそこそこ早く完成、試食することが
できました。ちなみに甘味の「秋の里」というのは粒餡に小麦粉と葛粉、メレンゲの入っ
たものをオーブンで焼いたケーキのようなものです。ふわりとした食感がいいです。
10月5日(金)
食品衛生学がありました。いわゆる食中毒といわれるものについて学びました。
あとは概論でおせちについて学びました。いやぁ、意外と覚えてないもんですわ。
皆さんはおせちに何が入っているか覚えてますか?その前に重箱のおせち食べてますか?
午後は基礎実習で小芋を六方むきにしてぬめりをとり、白水(米のとぎ水)で煮立て、
裏漉しにかけるまでの作業をしました。ついでに包丁も研ぎました。
10月9日(火)
概論・細工セットと講習Aでした。概論では煮物・焼物の復習のようなことをしました。
細工では先日作った熨斗の外側につける鶴結びをつくりました(水引でつくる鶴のこと)。
しかし、見本通りのものが出来上がることはありませんでした。
講習Aでは松花堂弁当に入るものをやりました。ちょこっとしたものを数々。どれも
簡単なのですがとにかく種類が多いので仕込みが大変です。拙者の就職先のランチも
松花堂の変形なのですが、かなりの種類が入っています。よく考えるとすごいです。
20品近く…いや、以上の品数で3500円なのです。…そりゃランチ客多いだろうなあ。
10月10日(水)
講習BとAでした。明日の実習で作るものは「先付:くらげ胡麻マヨネーズ和え」
「椀物:けんちん汁」「揚物:芋饅頭」「御飯:鰯蒲焼丼」です。先週の松花堂弁当と
同じ時間でこれらをつくるのですが、気分が楽でしょうがないです。ゆっくりやっても
できてしまいます。
Aは秋の点心ということで8品ほどを学びましたが、どれも簡単なものでした。
ま、点心自体色々な品がちょこっとずつ入っているというものなので、どちらかというと
彩り(というか見た目)重視という傾向ではあります…でも別段不味いというわけでも。
10月11日(木)
実習だけで終わりでした。前日予習したものをのんびりとやりましたが、どうにも
身が入らず気がついたら終わっていました。ああ、今日はダメだったなあ。
10月12日(金)
講習Bがありました。今回拙者がヘッドとなります。久しぶりですわ。
でもヘッドといっても特に決まったことをしないで他の持ち場のサポートになるだけで。
結局仕事のペースを考えられるのは先生達になってしまうわけで。
そう考えるとヘッドというのはなんでやっているのかわからなくなってしまうわけで。
ということで、月曜日の実習ではできるだけ皆の進捗を考えられるようにしたいです。
午後は基礎実習がありました。鶏を一羽まるまる捌きました。でも、別に羽とかは
ついていません。毛をむしられて内臓を軽くとられている状態のものをさばいたのです。
それでもさばいたことがあるのとないとでは天と地の違いがありますね。おかげさまで
鳥の部位がおぼろげながら把握することができました。っつーか、面白いですわ。
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