若きハリーの悩み
昔はゲーセン小僧でした。懐かしいです。
No.19 素通り
最近、ゲーセンは背景と化しています。

No.18 音ゲー三昧
 音ゲーって最近流行っているけれど、実は拙者、師匠よりも先に音ゲーを始めていたんですよ。え?皆さん既に御存知?ありゃ。
 ま、そんなことはいいとして、音ゲーってとても面白いですよね。どこが面白いのかを具体的に述べますと「上達具合がよくわかる」ということなのです。「昨日はできなかったところが今日やってみたら出来た」というシチュエーションは皆さん味わったことがあると思います。この、気分が良くなるシチュエーションが昔のゲーセンには多々ありました。
 この「達成感を感じさせてくれる」ゲームというものが昔はアクションゲームであり、現在でいう音ゲーなのであると思います。音ゲーというジャンルはここ2年程ですっかり定着しまして、流行モノの運命というか、訴訟まで起こっています。・・・コナミもおとなげないですよね、格闘ゲームブームの時に嫌というほど真似していたくせに。
 話が逸れてしまったので元にもどしますが、けだし、音ゲーというのはいわゆる「達成感を味わうゲーム」というアクションゲームの後釜的存在なのであります。
しかし、結局のところ音ゲーは音ゲーであり、アクションゲームではありません。かりそめの満足感しか得られない拙者にはやはりさむい時代なのであります。

No.17 格闘と音楽しか無い
 巷では「力石」とかあだ名をつけられてもてはやされている(わけではないが)パワーストーンのお話をしたいところだが、文句しかつけるところがないのでパスさせてもらい、プレステ2の話でもしたいと思ったが、ゲ−センのことではないのでこれもパス。、、、さて、何について語ったらよいものか。考えてもネタが浮かんでこないのである。これはきっとゲ−センに足を運んでいないせいであると思われるが、足を運んでまでやりたいゲームがあるわけでもないので実はかなりどうでもよくなってきてしまっている。家でおとなしくプレステでもやっている方が懸命だと思われるからだ。
本当にゲ−センを引退する時期なのかもしれない。未来が見えないんだよ、ゲ−センの。いや、アーケード業界と言っても過言でもないか。

No.16 初心者お断りですか
 最近対戦格闘ブームが冷め気味のようで、拙者にとってはいい気味であるが、今回言いたいことはそんな個人的なものではない。これから言わんとしていることはこれから対戦格闘というジャンルが存在していけるかどうかを問うものである(と思われる)。
 対戦格闘ゲームの歴史は浅く、実質的な歴史のはじまりは91年にカプコンが世に送りだした「ストリートファイター2」と考えられ、それから約8年にわたり次々とあらゆるメーカーから格闘ゲームが発表されてきた。その間、ユーザーの技術力の高度化に伴い高難度なコマンド、システムが採用され、その結果、「初心者お断り」的なものになってきた。、、、、そう、もうおわかりであろう。 この「初心者お断り」という雰囲気が自らの首を締めているのである。
 「初心者お断り」のシステムに一体どのような問題があるのか。それは大きく2つに分けられる。 ひとつは「対戦専用台と呼ばれる、ひとつのゲームで2台稼動させるシステム」であり、もうひとつが「対CPU戦の高難度化」である。前者の方式はゲ−センがはじめたものなのでメーカーに責任はないと思われる(が、個人的にはメーカーにも責任はあると考える)。今回問題にしたいのは後者の「対CPU戦の高難度化」である。
 最近、たまに格闘ゲームをやっていて特に思うのが「CPUの反応だけがいいなあ」ということである。特にSNKのCPUの反応の良さは「おいおい、すべての労力をここにつぎこんでいるんじゃないのか?」と思わせる程である。その中でもカプコンは対戦格闘ブームの火付け役だっただけあって、CPUの難易度は初心者でも楽しめるように設定されている。、、、、、、、、しかしこれってまずいんじゃない?普通、CPU戦というのは対戦をするときに備えての練習みたいなものじゃないの?なのになんでそんなに難しいの?、、、、、、、あ、そうか。もう対戦ゲームじゃあないんだ。だからバランスもなにもないんだ。、、、なんてふざけたオチで終わらせても良かったのだが、こればっかりはそうもいかない。おそらく、テストプレイもバグチェックも満足にされていないのであろう。これから対戦格闘ゲームを出すところはもっと中身を練ってから世に送りだして欲しい。「キャラクターより、中身」である。

No.15 ゲ−センの懐古主義
 近頃のゲ−センは新作よりも昔のゲーム(続に言う)の方が多い気がするのは気のせいではないはずである。それもこれも、メーカーがつまらない(というか、すぐに飽きてしまうような)ゲームを作るからである。新作で遊べるものはほとんどがスポーツ系で、他のは見るに耐えないものばかり。 ゲーメストの新作コーナーで発表されているもので、結局一度もお目にかかれないものもあるくらいなのである。
 確かに、新しく高い基盤を入荷するよりは中古で安く出回っている基盤を入荷して入れていた方が利益があるかもしれない。新しいものにはリスクが伴う場合が少なくない。それは基盤でも同じことで、良い例としてセガの「ファイティングバイパーズ2」がある。あれは前作からかなり評判が悪かったので大抵の店は購入を拒否していたようだが、ごくたまに見かけると案の定、誰もプレイしていないのである。しかし、このような前例があるゲームはまだわかりやすくていい(購入の判別がしやすいということ)。一番やっかいなのは「完全な新作」である。今までは対戦格闘であれば新作でも必ず入荷していた。だが、最近はしっかりと中身を確認してから入荷するところが増えてきた(コナミの格闘ゲームは評判がすこぶる悪い)。それはひとえに”不況”のせいであろう。不況の風は確実にゲーム業界にも吹きはじめている。そしてその不況はとどまることを知らない。バブル期のように作れば売れるということはもうないのである。だからこそ最近のメーカーは生き残るために必死になり、いいゲームを作ろうとする。
 だけど、今更頑張ってみたところで後の祭り。一度絶望してしまったユーザーはそう簡単には帰ってこない。だが、その絶望してしまったユーザーを取り戻す手段がひとつだけある。そう、それが「オールドゲームの設置」なのである。最近よく昔のゲームをよく見るというのはそういう理由からであると拙者は考える。
 個人的にはこれからもゲ−センには心休まる場所として存在していって欲しい。そして願わくは、アクションゲームブームの再来を、、、、、

No.14 買い渋り、そして閉塞(なんか疲れた)
 買い渋り、それは事態の閉塞を意味する。もう気付いたことであろうがあえてここで説明しよう。買い渋りによって打撃を受けるのはメーカーである。そして打撃を受けたメーカーは開発に充分な費用をかけられずに短時間、低コストでのソフト制作にとりかかる。それにより適当なゲームが世に出回り、ユーザーはどんどん離れその結果ゲ−センは潰れる。ゲ−センという市場を失ったメーカーは倒産の道をたどる。そう、すべてはバランスだったのだ。
 今、そのバランスは完全に壊れてしまっている。復旧にはかなりの時間がかかることであろう。しかしその間に一体どれだけのユーザーが離れていってしまうのだろうか。不安は尽きない。

No.13 自転車操業?
 かなり前に書いた「短時間化」がなんだか尻切れとんぼと化していたので今更だが追記しておく。 まあ、タイトルにもしたけれど、今の業界ってマジでこんな状態なんだと思うよ。実は前に嫌と言う程書いたゲームを出すペースが早いってのと関係があると拙者は考えるのさ。「それがどうしてつながるんだよ?」なんて思う人も中にはいるかもしれない。そういう人の為に先に結論から言ってしまおう。それは「ペースが早くなる分買い渋りが発生する」ということ。、、、、ちょっと簡単にまとめ過ぎちゃったかな。細かく説明すると次のような感じになる。「基本的にメーカーもゲ−センも利益を追求しているわけであるが、利益の追求のしかたが違うのである。このことはみんなも知っていると思うので詳しくは書かないが、実はここが重要なのである。なにが重要なのかというとメーカーは物が売れてしまえばそれまでであるが、ゲ−センはその物を仕入れた後が勝負なのである。ゲ−センは一番ユーザーに近い立場にあり、ある意味ユーザーの代表と言っても過言ではないだろう。
 話が少々ずれてしまったので本題の方にもどろう。
 利益の追求の仕方の問題とメーカーのハイペース出荷の関係であるが、例としてメーカーが次々と新作を発表するとして当然ゲ−センも次々とその発表される新作を入れていくとする。ではその新作を入荷するための資金は一体どこからでているのか?それは「ユーザーがゲ−センで落としていったお金」なのである。だからもし前のゲームの人気がいまいちだったりすると新作を入荷できるだけの資金を調達することができず、中古が出回るのを待つしかない。しかしゲ−センも競争が激しいのであまり古いゲームばかり置いていても店自体がつぶれてしまうのでそんな悠長なこともしていられない。そこで出てくるのが「買い渋り」なのである。(つづく)

No.12 ドライビングゲームの危機
 最近、ゲ−センの(車の)大型匡体がピンチらしい。理由は簡単、「グランツーリスモが発売されたから」である。あのゲームは恐ろしいまでに車について詳しく、そんじょそこらのレースゲームでは太刀打ちできないという(拙者はやったことがない)。「技術さえあればいい」なんてセガ的な考え方ではもう駄目なんだ、これからは制作者もこだわってつくらないと。「家庭用の方が面白い」、、、、この言葉が今のゲーム制作者の環境を物語っているように思えてならない。

No.11 どうでもよい
 今のゲームは刹那的すぎる。その時だけ面白ければいいなんて、ヤンキーなヤツらと一緒だ。もっと後まで残るようなゲームをつくれ。
「名前で売れる時代はもう終わったのだよ。」

No.10 永久欠番
 

No.9 ゲームの中身
 最近、日記等にも書いている通り昔のゲームばかりやっている。別に昔を懐かしんで遊んでいるわけではない(が、多少はそういう懐古主義もあるかも)。理由はひとつ、「面白いゲームが極端に少ない」ということである。
昔のゲームはグラフィックは少々難があるものの、今やってみても非常に面白くついついのめりこんでしまう。これは中身(ゲーム性)が濃いからだと思う。特にアクションゲームの面白さは現在出ているどの機種よりもイケてると思われる。では現在のアクションゲームが昔のアクションより面白く無いのはナゼか?それはキャラクター重視のゲームになってしまっているからだと考えられる。そりゃあ、昔のゲームにもあまりにヘボくてたたき壊したモノもあったさ。でも、秀作は恐ろしい程の完成度で未だに遊んでしまうのだ。それにひきかえなんだね、最近のゲームは?1回やったらもうあきちゃって2度とやらねえってもんばっかりじゃん。こんなんじゃわざわざ高い金払ってまでゲームなんかやる気しねえよ。もっと遊べるゲームを出せよ。ポリゴンもいらねえよ、いくらポリゴン使ったって面白くないんじゃイミねーっつうの。まあ、結論は 「もっと企画を練ろ」ってこった。

No.8 ゲーセン離れ
 とある知人との会話
「ねえ、ゲーセン行ってるかい?」
「え?行ってもやるゲームがナイから行ってないって?う〜ん、それじゃあしょうがないねえ。」
「でも、なんでやるゲームがないの?」
「何?対戦格闘ゲームが嫌い?ああ、それじゃあ行かない方がイイね。」
「でも、対戦格闘ゲームの他にだってゲームはいっぱいあるじゃないの、どうしてそれらをやらないの?」
「、、、、家庭用ゲーム機でいつでもウチで出来るって?そんな悲しいこと言うなよ。」
「へ?ひとりでゲーセンに行ったところで面白くもなんとも無いから行くだけムダ?そりゃ、対戦をしないならそうなるよな。」
「他の友人達とゲーセンに行ったりはしないのかい?」
「、、、、ゲーセンより先にファミレスに行くのか、、、そうか。わかった、もういい。」

No.7 次世代機
 つい先日、セガが大々的に発表したね、サターンの後継機「ドリームキャスト」を。スペックを見るとなかなかスゴいということが不勉強な拙者にもわかる。まず、「ポリゴン表示能力が格段に優れている」という点では秒間300万ポリゴン表示できるんだってこと。あと、「ソフトの開発が楽」。これはセガがゲイツ社と手を組んでウィンドウズCEってのを搭載しているからウィンドウズでソフト開発ができるんだってこと(でも、CEってナンだ?)。でも発表したのはそれだけ。他に発表することあるでしょ?そう、肝心なのはゲームだよ、ゲーム。一体何が同時発売されるんだ?えっ?バーチャファイター3かもしれないって?うわ〜、ハードが新しくなってもソフトは化石だね。そんなんだからセガは裏道しか歩けないんだよ。さっさとゲイツ社に吸収されちまえ。

No.6 短時間化2
 対戦ゲームで長く遊べたとしても15分程と下で書いたが、これはあくまで平均のことであって、個々のゲームを指しているわけでは無いのであしからず。で、話の続きだが、短時間なのはなにもゲームのプレイ時間だけではない。最近はゲーム自体のペースが早いのである。この事態は6、7年前から見られ、おりしもこの頃はいわゆる「対戦格闘ブーム」のはじまった頃なのである。カプコンが世に送りだした腐朽の名作「ストリートファイター」シリーズ、この”対戦格闘”という新たなジャンルに各メーカーはこぞって参入した。しかしどこの会社も功を焦り、我先にと未完成な対戦格闘ゲームを出してしまい、その結果、メーカーは自分達の首を締めることとなるのである。

No.5 短時間化
 最近、ゲーセンに行ってもやるゲームがないのは相変わらずなのに気が付いてみると、いつの間にかお金が結構減っている、なんてコトはないだろうか?それは気のせいでもなんでもなく、現実なのである。では、なぜそこまで短時間でお金がなくなるのか?答えは至極簡単、「プレイ時間の短さ」である。
今のゲームは基本的に対戦がメインである。その対戦だが、1回対戦するのにかかる時間は長くて約4、5分程である。たとえCPU戦をこなしたとしても15分が限度である。

No.4 ゲーセンの衰退
 最近のゲーセンには活気がない。なぜか?それはひとえに家庭用ゲーム機の台頭である。「そんなの昔からあったじゃん。」と思うひともいるだろうが、その頃はまだアーケードと家庭用ゲーム機の間にかなりの技術力の開きがあったので問題はなかったのである。まあこんなこと誰でもわかっているコトであろうと思うが、この技術力の平行化によってそれまでアーケードのウリだった高品質のグラフィックというものが意味をなさなくなってしまった。容量の方でも家庭用におされ(ヴァンパイアセイヴァーを御覧になれば一目瞭然)、ゲーセンの存在意義さえもなくなりつつある。交流の場として一時期流行ったこともあったが、それは対戦台というものができるまでの話。このままいけばアーケードゲーム業界(とゲーセン)には 確実に”死”が訪れるだろう。延命策としてタイムリリースシステムや隠しキャラの存在などがあるが、これはあきらかに自分達のつくるゲームに自信がないという証拠であろう。ゲームの中身で勝負していた頃がなつかしく思えた。

No.3 嫌な時間
 久しぶりに学校の友人と一緒にゲーセンに行った。でも拙者はやりたいゲームがなくてうろうろしてたよ。こんなことはじめてだった。なにもしないってのも気まずいので鉄拳3とかマヴカプとかやった。メタスラ2がなかったので本当に時間稼ぎに苦労した。その間、友人はリアルバウト2を並んでまでして対戦していた。昔の自分を客観的に見た気がした。

No.2 嫌な対戦
 最近のゲーセンって、なんかとてつもなくつまらないよね、、、って前も同じコトを書いているな。まあ、こればっかりは人それぞれなんでね。でも最近はゲーセンが面白くないと思うひとが増えてきてるっぽいよね。みんな格ゲー嫌いなのかな。拙者は知り合いとの対戦以外は大嫌い。なぜかって?そりゃ知り合いなら文句が言えるから。これが一番重要。文句が気兼ねなくいえるということは対戦も(勝っても負けても)楽しくできるワケ。知らないひととの対戦じゃあこうはいかない。お互い負けられない、という思いにとらわれ俗にいう「待ち」や「パターン攻撃」を乱発しあう、なんとも寒い対戦となってしまうのである。まあ必ずしもこうはならないけど、やはりこちらの対戦パターンの方が多いようにみえる。しかもそんな対戦の後は決まって周りの空気が重くなる。いやだねえ。だから知らないヤツとの対戦って嫌なのよ。

No.1 嫌なメーカー
 最近のゲーセンって、なんかとてつもなくつまらないよね。 ゲームの種類が極端なんだよ。まあなんていうの?対戦格闘ブームってヤツ(もしくはパズルゲームブームってやつかもしれないけど)?スト2が流行った途端に猫も杓子も対戦格闘ですよ。そんなゲームつくったコトもないようなメーカーまで飛びついちゃって、もう、バカ丸出し。 コナミ、おまえのことだ。K.O.Fシリーズが流行ったからってシステムをそのままパクった「ドラグーンマイト」なんてくだらねえゲーム出すか?それでも懲りずに「ファイティング武術」なんてどっかで見たようなゲームつくって、ダメ押しに「バトルトライスト」なんていうモノを出すし。しかもこのゲーム中身がウリじゃねえの。キャラデザとオープニングムービーがウリらしいよ。ホントに、 救いようが無いよ。はやく昔のコナミに戻ってくれ、、、まあムリだろうけど。

戻りたくなってきた